不動産鑑定士は地域の環境や諸条件を考慮して「不動産の有効利用」を判定し、「適正な地価」を判断します。つまり、不動産鑑定士は不動産の価格についてだけでなく、不動産の適正な利用についての専門家でもあります。
不動産鑑定士はさまざまな分野で活躍しています。毎年新聞・テレビ等で報道される地価公示や地価調査をはじめとして、相続税路線価、固定資産税標準宅地の評価、裁判所の競売や訴訟、用地取得、売買、相続、資産評価、担保評価、賃料改訂といった不動産の価格の判定に関する様々な業務のほか、不動産の有効活用に関するコンサルティングといった分野まで業務を行っています。地域の喫緊の課題である空家・空地問題については、行政機関との連携による既存住宅流通促進へ向けた取組みを行う等、人口減少・少子高齢化からくる諸問題につき積極的な提言、活動を行っています。不動産についての専門家「不動産鑑定士」はあなたの身近で活躍し、あなたの不動産の良き相談相手なのです。このホームページでは、当協会の活動や不動産鑑定士を紹介しておりますので、不動産鑑定士の業務についてご理解いただくと共に、不動産鑑定評価制度を広くご活用下さいますようお願い申し上げます。